新着情報
2025.08.18
2025秋
『シラノ・ド・ベルジュラック』
8月18日(月)〜 チケット販売開始!
黒部シアター2025秋『シラノ・ド・ベルジュラック』
8月18日(月)〜チケット販売を開始します!!
今回の公演では、日中露3カ国語版で演じられます。
鈴木忠志が演出する独自の劇的な舞台芸術をお楽しみください。
前売りで完売の場合、当日券の販売はありませんので、ぜひお早めにご購入ください。
詳しくはチケット情報ページよりご覧いただけます。
<原作の物語>
鼻の大きなシラノは、従妹のロクサアヌを愛していたが、彼女は美貌のクリスチャンを愛していた。シラノは自分の想いをロクサアヌに伝えるため、クリスチャンの恋文を代わりに書き、ロクサアヌは、その恋文の素晴らしさにクリスチャンを深く愛するようになる。やがてクリスチャンは、ロクサアヌが愛するのが自分ではなく、シラノの書く恋文であると知り、自ら望んで戦死する。クリスチャンが死んだために、ロクサアヌは尼寺に入る。シラノはロクサアヌを訪ねるが、その際にシラノがクリスチャンの最後の手紙をそらんじているのがわかり、ロクサアヌは自分が愛していたのはシラノだったことを知るのだが‥‥。
フランスの劇作家エドモン・ロスタンによる日本人にもお馴染みの物語が、この作品では日本人作家の書いた世界として表現されます。作家としての生活と彼が書きつつある出来事が交錯し、作家である人間と作品の中の人物(シラノ)が二重写しになって存在するという構成です。東西の文化の要素がぶつかりあって生まれる、鈴木忠志独自の劇的な舞台が展開されます。

