チケット情報
黒部シアター2024春 舞踊公演
『セレネ、あるいは黄昏の歌』
演出振付:金森穣
出演:Noism0+Noism1
<日程>2024年 5/18 日(土)・19(日)
<会場>前沢ガーデン野外ステージ
<チケット料金>
◎一 般 ¥3,000(当日券¥3,500)
◎18歳以下 ¥1,000(当日券¥1,200)
※全席自由となっておりますが、当日会場にて受付を済まされた順に劇場への入場整理券を配布いたします。また、前売り完売の場合は当日券の販売はございません。
<チケット販売窓口>
・黒部市芸術創造センター セレネ
・黒部市国際文化センターコラーレ
・D&DEPARTMENT TOYAMA
※D&Dにてご購入のお客様へ…県民会館精算機にて駐車料金1時間無料
チケットぴあでの購入はこちらから
※2024年4/1(月)よりアクセス可能です
昨年5月『セレネ、あるいはマレビトの歌』の終演後、鈴木忠志さんから「来年もやったらどうだ」とのお声がけを頂いた。
その後、𠮷田忠裕会長も参席された実行委員会においてNoismの再招聘が決定し、2度目の黒部シアター公演が実現することとなった。野外ステージは、そこを「どう使うか」ではなく、そこで「どう生きるか」という、舞台人にとって存在論的な問いを投げかけてくる。それは私がよく作品を発表している都市部の劇場(機械的に変容可能な空間)では意識することのない、とてもシンプルかつ根源的な問いであり、「演出家の仕事とは、空間と対峙することから始まるのだ」という鈴木さんの教えを、実地で直覚させてくれた。第1作を無事に上演した次の日の朝、私は1人で無人の客席に腰を下ろし、野外ステージと対峙していた。すると脳内にある妄想が浮かんできた。“黄昏時に、白い舞台の上で、白装束の集団によって儀式が営まれている。
それは人間とは何かを忘却せぬために、月(セレネ)を祭祀として、巡る季節の黄昏に営まれてきた儀式(舞踊)である。
”今はまだ、私の個人的妄想でしかない作品を、春に向けてメンバーたちと顕在化していく。楽しみである。
その後、𠮷田忠裕会長も参席された実行委員会においてNoismの再招聘が決定し、2度目の黒部シアター公演が実現することとなった。野外ステージは、そこを「どう使うか」ではなく、そこで「どう生きるか」という、舞台人にとって存在論的な問いを投げかけてくる。それは私がよく作品を発表している都市部の劇場(機械的に変容可能な空間)では意識することのない、とてもシンプルかつ根源的な問いであり、「演出家の仕事とは、空間と対峙することから始まるのだ」という鈴木さんの教えを、実地で直覚させてくれた。第1作を無事に上演した次の日の朝、私は1人で無人の客席に腰を下ろし、野外ステージと対峙していた。すると脳内にある妄想が浮かんできた。“黄昏時に、白い舞台の上で、白装束の集団によって儀式が営まれている。
それは人間とは何かを忘却せぬために、月(セレネ)を祭祀として、巡る季節の黄昏に営まれてきた儀式(舞踊)である。
”今はまだ、私の個人的妄想でしかない作品を、春に向けてメンバーたちと顕在化していく。楽しみである。